年齢を重ねるごとに少しづつ気になってくるシワ・たるみですが、 加齢によるものだけではなく、乾燥や紫外線など、さまざまな 肌トラブルにより引き起こされます。

原因は、肌を支えている、良質なコラーゲン、エラスチン、 ヒアルロン酸が作られにくくなってしまうこと。

ハリ・弾力のある肌を目指すには、これらの繊維を作っている 『繊維芽細胞』のダメージを補修し、肌が自分自身でたくさんの コラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸を十分に作ることのできる 環境を整える必要があります。

日本人の肌で、一番多いお悩みであるシミ。 輪郭がはっきりしているもの、お顔全体に細かく点在しているもの、 炎症後の色素沈着などその種類は様々です。

私たちの肌はダメージを受けると、細胞の重要な場所と いわれている｢細胞核｣が、自分を守る ためにメラニンを作る防御機能がありますが、ダメージが大きいと、 不要なメラニンが過剰に作られてしまいます。 そしてターンオーバーを迎えてもメラニンを捨てきることが できなくなり、シミが現れます。

白く透明感のある肌を目指すには、メラニンを作っている『メラノサイト』のダメージを 補修し、メラニンの生成量をコントロールすること、ターンオーバーを正常に整えることが重要です。

ニキビは10代の頃から起こる身近なトラブルだけに、正しいケアを 知らないまま間違った方法で行って悪化させたり、ニキビ痕が残って しまうケースも少なくありません。しかし早い段階で適切なケアを行えば、 ひどくならず痕も残りません。特に大人になってからのニキビは、 化粧品・ストレス・ホルモンバランスなど複数の要因が混在している ケースも多く、適切な対処が必要です。

ニキビは、様々な要因により皮脂分泌が過剰になることから始まります。 皮脂を栄養源とする、アクネ菌の増加やいろいろな肌への刺激によって、 新陳代謝が悪くなり、角質が厚くなることで毛穴がつまりニキビが発生します。

ニキビが作られづらい肌を目指すには、過剰な皮脂分泌を抑え、 正常なターンオーバーのサイクルを取り戻し、なめらかな角質に 整える必要があります。

いつも粉を吹いていて化粧ノリが悪い、季節の変わり目などちょっとしたことで すぐトラブルが起きる、このような肌は体質だからと諦めていませんか？

乾燥・敏感肌はもちろん遺伝的な要因もありますが、その他様々な原因が 複合的に絡み合っている場合が多くあります。 ダメージや、生活環境により肌のバリア機能が弱まると、水分を保持する セラミドやヒアルロン酸が作られにくい状態になります。 また刺激物質が肌に入りやすくなり赤みやかゆみを引き起こし、 よりダメージを受け悪循環に陥っている場合もあります。

健やかな肌を目指すには、お肌のターンオーバーを正常にし、 バリア機能（角質や十分な皮脂膜）を整え、十分な水分を保持できる ダメージの受けにくい状態を作ることが重要です。